お客様各位
【11月7日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=149円94銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:34,095.86(+34.54)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8136.5(+66)
②午後売:8151.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.7095(+0.035)
④金:1981.6(-9.9)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤80.82(+0.31)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1270円
②ロンドン午後:1270円
③N.Y. : 1270円
※ニューヨーク為替引値(円)
150.07-150.08(0.7円安-0.66円安)
【11月6日:昨日の状況】
※国内銅建値1270円 (11月1日より+20円)
《込銅》
「込み銅、流通価格が上伸」
〜中国向け業者の高買い〜
銅スクラップの主要品種・込み銅の流通価格が、中国
向け輸出業者の高値買いで高騰し、国内エンドユーザ
ーの銅製錬メーカーの買値を上回る異常事態が起きて
いる。
価格差は最大でキロ30円に広がっており、銅製錬メー
カーにひも付いた直納スクラップ問屋に玉が入らなく
なっている。大手問屋は「対抗できる価格帯ではない。
局地的な動きなら仕方ないが、長期化すればロング
(長期納入契約)分を確保できなくなる」と話す。
※上述は昨日11/6付けの産業新聞です。非鉄面トップ。
小生少し異議があり、中国は込銅を買ってはいるが、
輸入通関の基準から、あまり大量には日本から流れて
いないと予想しています。
※少なくとも弊社においては中国向け込銅輸出を積極
的には行っていません。中国輸入通関でトラブりたく
ないからで、輸出しても一号銅レベルの品質迄です。
実際に荷主として日本から輸出し、中国の輸入に関わ
る取引をしているので間違いない情報です。
※本件に関して小生が危惧するのはいつものパターン
で、日本でヤードを展開する「中国系社長」が積極的
に込銅を高値で買うと、イコール(=)その会社は中
国に輸出する!との思い込みです。
※中国人社長が込銅を買っても、その玉を①国内で売
るかもしれないし、②中国以外の国に輸出するかもし
れない。
まして、③日本・中国メーカーの買値基準を鑑みず、
勝手な高値を出してただ荷物を買っているだけかもし
れません。
※「日本で商売している中国系社長=中国大陸のメー
カー」
→で・は・な・い!!
※中国大陸のメーカーが買い漁って大変だ!!荷物を
取られる〜!という恐怖心から来る「思い込み銅」で
はありませんか?
(お〜っと、今日はオチがあるじゃないか)
※雑線(ヤード持込):【11月6日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上